Googleスプレッドシートの公式Googleアナリティクスプラグインを活用して楽にデータ取得&レポート更新!(準備&データ取得編)

こんにちは、小川卓です。

以前で「Analytics Edge」というツールを活用して、Excelから直接Google アナリティクスのデータを取得する方法をご紹介し、多くの方に読んでいただき感謝です。

※参考:めちゃ便利!ExcelからGoogleアナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(準備&データ取得編)

※参考:すぐに活用!ExcelからGoogle アナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(活用編)

しかし、本ツールに関してGoogle公式のツールじゃないので「いつ利用できなくなるかが不安」あるいは「会社の大切なアクセス解析のデータを第三者のツールを利用して取得するのは怖いor会社的にNG」というお声もいただきました。

そこで、今回はGoogle が公式に提供しているプラグインを紹介します。
大前提として、Excelで利用するものではなく、Googleが提供している表計算サービス「Google スプレッドシート」を利用するサービスになります。

簡単な比較表を用意しておきました。

項目 Analytics Edge Googleアナリティクスプラグイン
提供元

Analytics Edge(Michael Sullivanによる個人会社@カナダ)

Google Inc.
利用ソフト Excel Google Spreadsheet
取得データ Googleアナリティクス(無料)
その他
SearchConsole,Facebook等のデータも取得可能(有料)
Googleアナリティクスのみデータ取得可能
利用料 無料
一部プラグイン等は有料

無料
有料オプション等は無し

データ更新 手動(無料)・自動(有料) 無料
セグメント作成機能 あり なし
言語 英語 英語

では、早速Googleアナリティクスプラグインをインストールしてみましょう。

Googleアナリティクスプラグインのインストール方法

 

1.Googleスプレッドシートにアクセスします

 

分析したいサイトのGoogleアナリティクスに紐付いたGoogleのアカウントにログインした状態で、Googleスプレッドシートのサイトにアクセスします。

https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/

2.新規スプレッドシートを作成します

右下の「+」ボタンを押して新規スプレッドシートを作成します。

3.アドオンメニューからGoogleアナリティクスを選びます

「アドオン」メニューから「アドオン取得」を選び、「Google アナリティクス」で検索しましょう。表示されたGoogle アナリティクスのプラグインの「+無料」を押します。

4.許可を行い、Googleアナリティクスをアドオンとして追加します

「許可」を押して、インストールが完了したら、アドオンに「Google アナリティクス」という項目が追加されます。

これでインストールは終わりました。具体的な利用方法を次で確認していきましょう。

Google アナリティクス プラグインでデータを取得する方法

1.アドオンで新規レポートを作成します

アドオン>Google Analytics>Create New Report を選択します。

2.新規レポートに必要な項目を入力します

それぞれの項目の意味は以下になります。

Name:レポート名
Account / Property / View (Profile):見たいレポートの選択
Metrics:指標を選択
Dimension:分析軸を選択

最初の2つは問題ないかと思いますが、残りのMetrics と Dimensionの違いを、どのように選べばいいのかに困る方が多いのではないでしょうか。

まず「Metrics」は「指標」を意味します。基本的には数値で表せるもので、ある軸に対しての量や割合になります。具体的には「訪問者」「ページビュー数」「直帰率」「滞在時間」「目標達成数」「コンバージョン率」「売上」などがここには入ってきます。

そして「Dimension」は「分析軸」を意味します。基本的には文字列(累計訪問回数など一部数値で表せるものもあり)、見たい軸を表すものになります。具体的には「ページ」「キーワード」「ブラウザ」「OS」「流入元」「広告名」「イベント」などが該当します。

少なくとも1つの「Metrics」と1つの「Dimension」を選ぶ必要があります。以下のURLで選択出来る項目をチェック出来ますし、英字で入力を始めると候補を表示してくれます。
https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/core/dimsmets

しかし、それでもわかりにくいかと思いますので、代表的な指標と分析軸の対応表を作成しました。参考にしてみてください。

Metricsの対応表

Users

ユーザー数

New Users 新規ユーザー数
New Sessions 新規率
Sessions セッション数
Bounces 直帰数
Bounce Rate 直帰率
Avg. Session Duration 訪問時の平均滞在時間
Organic Searches 自然検索
Goal XX Completions 目標 XX 番の到達回数
Goal XX Conversion Rate

目標 XX 番のコンバージョン率
※XX が付いていないものを選ぶと、すべての設定されている目標の合計数値になります。

Page Value ページの価値
Entrances 入口数
Pageviews ページビュー数
Pages / Session ページビュー数 / セッション数
Avg. Time on Page ページの平均滞在時間
Exits 離脱数
% Exits 離脱率
Total Events イベントの合計発生回数
Event Value イベントの値の合計
Avg. Value イベントの値の平均
Sessions with Event 当該イベントが発生したセッション数
Transactions Eコマースの決済回数
Ecommerce Conversion Rate Eコマースのコンバージョン率
Average Order Value Eコマースの平均購入単価
Revenue Eコマースの売上
Goal Completions per User 訪問者あたりの平均目標到達回数
Pageviews per User ユーザーあたりのページビュー数
Revenue per User ユーザーあたりの売上
Number of Sessions per User ユーザーあたりの訪問回数

Dimensionの対応表

英語名 日本語名(意味)
Count of Sessions 期間での訪問回数
Days Since Last Session 前回訪問からの日数
Referral Path リファラー
Keyword 流入キーワード
Browser ブラウザの種類
Operating System デバイスの種類。Desktop/tablet/Mobileの3種類。
Country アクセス元の国
Language ブラウザ言語
Screen Resolution 解像度
Page ページ(通常はドメイン以降のURL部分)
Page Title ページのタイトル(<TITLED>タグ内の文字列)
Landing Page 入口ページ
Exit Page 出口ページ
Page Depth ページの深さ(訪問時の何番目に見たページか)
Event Category イベントのカテゴリ変数
Event Action イベントのアクション変数
Event Label イベントのラベル変数
Product Eコマースの商品名
Custom Dimension XX カスタムディメンション XX 番
Date 日付
Month of Year 年月
Day of Week Name 曜日
Age 年代
Gender 性別
Default Channel Group 流入元の大分類(チャネルレポートで表示される分類と同一)
Hour Index 時間(1時間単位)

 

3.レポート設定画面を作成