Googleスプレッドシートの公式Googleアナリティクスプラグインを活用して楽にデータ取得&レポート更新!(レポート運用&活用編)

 

 

こんにちは、小川卓です。

前回( http://ga.ferret-plus.com/214410/ )はGoogle アナリティクスプラグインを活用して、Google スプレッドシートからデータを取得するまでの準備と取得方法を紹介しました。
今回は、その習得したデータをどのように運用して活用するかを紹介します。いくつかの機能と考え方を見ていきましょう。

レポートの自動更新

Googleスプレッドシートのデータを定期的に自動更新することが可能です。この機能を使えば、前週の数値が、今週の月曜日には入っているという状態を作ることができるため、レポートを毎週(あるいは毎日)手動で更新する必要がなく、運用がかなり楽になります。

取得してきたデータを参照してグラフを作っている場合、それらグラフなども自動的に更新されるので、作成の手間が極限まで減らせる便利な機能といえます。

具体的な設定方法は、以下のとおりです。

1.アドオンからSchedule reportsを選択する

アドオン>Google Analytics>Schedule reports

を選択します。

2.自動でレポートを更新する頻度を選びます

Enable reports to run automaticallyにチェックを入れ、更新頻度を設定します。更新頻度は4つから選ぶことができます。

Every hour :毎時
Every day:毎日(更新時間を指定します)
Every week:毎週(更新曜日と時間を指定します)
Every month:(更新日と時間を指定します)

3.最後にSaveして設定は完了

これにより、該当スプレッドシートのデータは決まったタイミングで更新されるようになります。

なお更新時間に関しては、1時間の範囲内で指定する形になります。ヘルプによると、この1時間の中から、ランダムに何時何分が最初に決まり、それ以降は毎日その時間で更新されるという形になっています。なので、7時23分と決まったら、今後も7時23分に更新されるというルールになっているようです。

実際にレポートを作成してみました

皆さんがカスタマイズして使って貰えるようなGoogleスプレッドシートのサンプルを作成してみました。

スクリーンショットと共に紹介していきます。
記事の最後に実際のスプレッドシートへのリンクも貼っておきますので、コピーして使ってみてください。

設定画面

設定画面は上記の通りとなっています。

設定する項目は2つの箇所(緑背景と青背景)になります。緑背景では期間を設定します。今回は絶対指定としていますが、相対指定をすることで(例:=TODAY()-1 で前日指定)最新の90日といった設定も可能となっています。

青背景ではデータ取得対象サイトを設定する、「ViewID」を設定する部分になります。こちらの番号はGoogle アナリティクスごとの発行されるIDとなります。こちらの番号に関しては、Google アナリティクスのビュー設定から確認を行うことができます。

サンプルレポートでは6種類のレポートが作成されます。

■基本指標:日ごとの基本的な指標の変化を見るためのレポート
■ランディングページ:サイト流入時に最初に見たページ、その回数と直帰率などの関連する指標を見ることが出来るレポート
■流入元別レポート:サイトにどこからアクセスしたかを見るためのレポート。単位は「参照元/メディア」
■デバイス別レポート:デスクトップ・タブレット・スマホの割合と基本的な指標を確認するためのレポート
■曜日×時間帯別レポート:ユーザーはどの曜日、どの時間帯(1時間毎)にサイトを訪れたかを表すレポート
■閲覧ページレポート:アクセス数が多かったページと、ページごとの基本的な指標を確認するためのレポート

上記の6種類のレポートが設定した期間を対象に表示されます。

また、これら重要な指標を1つの画面で見られるように「Result」タブでは、グラフや表形式でまとめました。

こちらの表やグラフもデータを更新するとあわせて自動的に更新される仕組みとなっています。ぜひ、このようなサンプルレポートを元に、みなさまのサイトにあった独自のレポートを作成してみてはいかがでしょうか?

レポートは以下のURLをクリックすることで、みなさんのSpreadsheetに反映され、自由に編集などを行うことができます。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1GAH3UX_GdGclPB2PFJyAB4JYJINBEqU4HkDZeWNA3-Q/edit?usp=sharing

自分のスプレッドシートにコピーしてから編集を行ってください(上記ファイルを直接編集出来るわけではありません)。

運用&活用方法

GoogleスプレッドシートのAnalytics機能を利用することで、簡単にGoogle アナリティクスの数値をログイン権限が持っていない人にも共有することができるようになりました。

また、スプレッドシートならではのオンラインでの同時編集機能などもありますので、打ち合わせをする際に同じ画面を開きながらディスカッションしたり、その場でコメントを追加したりすることが出来るのも同じ特徴であり、スプレッドシートを活用する大きな理由の一つとなります。

筆者は、社内あるいはお客様の状況に応じてスプレッドシートを使うか、あるいはExcelを使うかを使い分けています。ツールの機能だけを見ればGoogleスプレッドシート形式を推奨したいのですが、Google スプレッドシートの利用を禁じていたり、ファイルでの共有が前提だったりするとExcelを使うことが多いです。

Excelを活用したGoogleアナリティクスのデータ取得に関しては、過去の記事を参照してください。

※参考:めちゃ便利!ExcelからGoogleアナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(準備&データ取得編)

※参考:すぐに活用!ExcelからGoogle アナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(活用編)



 


小川 卓

小川 卓

ウェブアナリストとして、マイクロソフト・ウェブマネー・リクルート・サイバーエージェント・アマゾンジャパンで勤務後、フリーに。複数社のChief Analytics Officerとして活動する傍ら、個人でもコンサルティング・勉強会・執筆などの活動を行っている。 主な著書に「ウェブ分析論:増補改訂版」「ウェブ分析レポーティング講座」「漫画でわかるウェブ分析」「Webサイト分析・改善の教科書」など。

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