「サイト改善」実現のためのGoogleアナリティクスオススメレポート&セグメント5選

 

こんにちは、小川卓です。

Googleアナリティクスを導入している企業は、日々増加しています。
上濱氏のブログによると、2016/01/10時点で上場企業の64.8%がGoogle アナリティクスを導入しています。

※参考リンク:uehama's blog: 1/31 Google Analytics 利用率は 65.1% (前回から 0.1 ポイント増)

しかし、導入してレポートを見るだけで、サイト改善に活かせていない企業も多いのではないでしょうか?

もしかしたら、この記事を読んでいる皆様も同様の悩みを抱えているかもしれません。

そこで、私がGoogle アナリティクスをどのように活用して、サイトの課題を発見し、改善のヒントを得ているか。オススメのレポートやセグメントを5つ紹介します。

ぜひ、皆さんも自分のサイトで確認してみてください。

ページ下部にはインポート出来るカスタムレポートも用意しています。ぜひ活用してみてください!

1.「ランディングページ×参照元」レポート

サイトの改善ポイントを発見するための手法として、ランディングページ(最初に入ってきたページのレポート)を見るという考え方があります。

流入が多い順番に入口ページを並べ、直帰率が高いページを見直すといった活用が可能です。

ランディングページのレポート

しかし、直帰率が高いという事がわかっても、「なぜ、高いか」まではこのレポートではわかりません。そこで、あるランディングページを流入元ごとにチェックするというのをオススメします。

・操作方法

1.行動>サイトコンテンツ>ランディングページを開く
2.セカンダリディメンションの中から、「参照元/メディア」を選択
3.検索ボックスで確認したいランディングページのURLを入力

 

 

あるランディングページと参照元/メディアを掛け合わせたもの

一番右の列の直帰率を確認すると、25%から76%と大きく直帰率が変わるのがわかります。

同じランディングページなのに直帰率が大きく変わる場合は、流入元の内容とランディングページの内容が一致していない可能性が考えられます。

特に直帰率が高い流入元に関して、自社で運営しているあるいは出稿しているメディアであれば、集客の内容やクリエイティブの見直しをしてみましょう。

逆に直帰率が低い流入元は、その内容を見てサイトに入ってくると、サイトを回遊してくれる良い流入元になるので、どういったクリエイティブやメッセージが使われているかを確認しましょう。

私は以前、内容を確認することで、お客さんの商品の新しい魅力を発見したり、その要素をメルマガの件名に入れることで数値を改善したりしました。

なお、どの流入元から入ってきても直帰率が高い場合は、ページそのものの誘導やレイアウトが原因となりますので、直帰率が低いページと比較をして、改善ポイントが無いかを確認してみましょう。

特にページ上部と下部のナビゲーション、進んで欲しいリンクがコンテンツ内に複数箇所しっかり用意されているかを確認することが重要になります。

2.主要導線レポートと遷移セグメント

内容としては、以下のようなレポートになります。

 

これはサイト内にある主要ページ間の遷移率や離脱率を現したデータになります。

このレポートを作成することで、全体の流れと、どこで離脱しているかをしっかり把握することができ、またサイト内で行った改善案や、集客の増減によるサイト内の影響なども確認することができます。

なお、ページ間の遷移は必ずしも隣りあっている必要はなく、同じ訪問(あるいはサイトの構造や検討期間によってはユーザー単位)での遷移で計測を行っています。

残念ながら、このレポートはワンクリックで出せるものではありません。大きく分けてステップは2つになります。

  • 1.導線となる対象ページの選定とURLルールの把握
  • 2.導線(例:一覧→詳細 詳細→カート)を満たすセグメントをGoogle アナリティクスで作成

1.導線となる対象ページの選定とURLルールの把握

最初のステップは導線となる対象ページの選定とURLルールの把握です。

サイト全体・TOPページ・そのほかサイトのゴールを達成のにあたって必ず通るページ(群)を選択しましょう。

ECサイトであれば、サイト全体・TOPページ・商品一覧・商品詳細・カート・決済プロセスの開始・購入完了あたりが対象です。

まずは、これらのページとURLルール(例:商品詳細はURLに必ず/detail/という文字列が入る など)を特定しましょう。

2.導線(例:一覧→詳細 詳細→カート)を満たすセグメントをGoogle アナリティクスで作成

特定ができたら、それぞれの導線(例:一覧→詳細 詳細→カート)を満たすセグメントをGoogle アナリティクスで作成します。

作成には新規セグメント作成の中にある「シーケンス」を利用します。こちらは発生する複数の事象を順番に達したものだけを抽出することができます(例:一覧を見た後に詳細を見た)。設定画面は以下の通りとなります。

 

このような設定を行ったうえで、ユーザー>サマリーレポートで 該当する「セッション数(あるいはユーザー数)」を見ることで、数値を埋めていくことができます。一度セグメントを作成してしまえば、簡単に数値を取得できるので、週次で見たり、施策を行った後の数値の変化を見たりという形で「導線レポート」という使い方も可能です。

この「シーケンス」を活用したセグメントは便利なので、ぜひ活用してみてください。

3.絞り込み条件別件数・離脱率・コンバージョン率

レポートとしては、以下のようなレポートになります。

 

■一覧種別ごとの、訪問回数・詳細遷移率・2つのコンバージョンの達成率

このレポートは特に複数商品があるECサイト・物件・求人・飲食・旅行・ブライダルなどの業界で使いやすいレポートです。

「商品の一覧」を表示する方法はサイトには多種多様なものがあります。例えば、新着一覧・ランキング・エリアから探す・特集・フリーワード検索などです。

それらが、何回利用されており、そこからの商品詳細への遷移率コンバージョン率を見ることで、利用者のニーズや、成果へのたどり着きやすさを把握することができます。

今後の特集やコンテンツの作り方、一覧ページでの絞り込みの見せ方や優先順位把握など応用範囲が多い気づきを発見することができます。

もちろん条件そのものだけではなく、何個の条件で絞り込んでいるのか、何ページ目まで一覧を見ているのかなどを利用することも可能です。

データの出し方は、「主要動線レポート」の時と同じようにセグメント機能を利用する形になります。

「特定のページをみてから一覧に来た」あるいは「絞り込んだ時にURLに入っている文字列で条件設定を行う」といったことが必要になります。

4.訪問回数別のコンバージョン率

こちらは、以下の様なレポートになります。