すぐに活用!ExcelからGoogle アナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(活用編)

 

1. 定型レポート作成の効率化

Google アナリティクスのデータを活用して定期的にレポートを作成している方も多いのではないでしょうか?

目標やKPIを評価するための週次レポート、広告の結果を確認するための集客レポート、アクセス数が多い、あるいはコンバージョンに寄与している記事の評価レポートなどがその一例ではないでしょうか。

今までの方法ですと、画面からデータをダウンロードしてきて、それを開き、コピーして、所定の位置に貼り付ける作業を延々と繰り返したり、定期的にメールで送るようにしてそれを開いてコピペしたりといった手間が発生します。
そしてこれはもちん時間もかかるし、ミスの原因にもなってしまいます。

しかし、Analytics Edgeを活用すれば必要なデータを一括で簡単にとってくることができます。
例えば以下のような日単位の主要指標のデータ取得は、10秒以内に取得が終わります。

取得項目も自由に選ぶことが出来る、かつセグメントごとにレポートを作成しておけば、画面上でセグメントを入れ替えたりする手間もないのでデータが取得がかなり楽になります。

そして、もちろんExcelで取得しているからこそ、この取得してきたデータを参照してのグラフ作成なども楽になります。データを取得しているエリアを参照してグラフのデータ範囲をしておけば、データ更新するだけでグラフも作成完了。

定期的に発生するレポート作成が楽になることが皆さんも想像つくのではないでしょうか。

もちろん複数のデータ取得も一括で更新を行うことが出来るため、複数サイト(違うプロパティIDやビューIDでも大丈夫です)への対応、PC・スマホ・タブレットを分けて同じようなデータを取得したい場合も、ボタン1クリックで全て更新が可能になります。

実例として、週次で重要なデータをAnalytics Edgeを使って取得し、(下記画像参照)

そのデータを参照して週次のレポートフォーマットに自動で落とし込むというテンプレートを筆者は作って運用しています。

上の表の各セルに主要指標の、週ごとの数値が入り、前週比で-10%の場合はピンク色の背景、+10%の場合は緑色の背景で表示されます。後は気付きをテキストで追加すれば、週次レポートの完成!という形になります。

最初にどいういうデータを取得するか?という設計は必要ですが、設計さえしてしまえば更新や運用は圧倒的に楽になりますし、コピー&ペーストによるミスなども発生しなくなります。

月曜日会社に来たら、ボタンを押せばすぐに先週のレポートが作成できる。その分の時間をしっかり、原因特定や分析に使えるようになるのではないでしょうか。

2. 分析業務の効率化

Analytics Edgeは分析業務の効率化にも向いています。
例えば、複数の自社サイト分析を行ったり、様々なクライアントのサイトの分析を行ったりといったようなケースの場合、多くのサイト共通で見るレポートやデータがあるかと思います。

具体的には、「流入元(集客)の内訳」「訪問回数の分布」「直近の訪問者数の推移」「前年あるいは前月比較の推移」「上位のランディングページ流入数と直帰率」「コンバージョンや売上の推移」などが挙げられるかもしれません。このように毎回決まった数値を取得する際にも、Analytics Edgeは非常に便利です。

つまり、Analytics Edgeを使ってこれらのデータを最初に一括で取得、そのデータを参考にグラフを作成してしまえば、サイトの現状把握と分析にすぐに入ることが可能です。

例えば筆者は以下のようなExcelファイルを作成しています。

こちらの「初期設定シート」では、期間とビューID(Google アナリティクスのビューを特定するためのID)を設定して、Analytics Edgeの「Refresh All」を押せば、サイトの基本的な指標が、各シート(上記画像の下部にある通りです)で取得されます。

サイトを分析する上でまずは見ておきたいデータがワンクリックで手に入ります。この方法を使えば、見るべき基本的なデータの抜け漏れもなくなりますし、作業工数もかなり軽減できます。

 

上記の例は、「曜日×時間帯」の訪問数レポートになります。取得してきたデータを元に、自動的にヒートマップを作成し、どの時間帯や曜日でアクセスが多いかを一目で把握できます。

データを確認した上で、更に深堀りたい部分を見つけたら更にAnalytics Edgeで細かいデータを取得しても良いですし、もちろんGoogle アナリティクスの画面で分析することも可能です。

最後に

今回はAnalytics Edgeの活用方法を2つ紹介しましたが、それ以外にもAnalytics Edgeを活用することは可能です。

無料版ですとGoogle アナリティクスのデータ以外にも、特定のURLがソーシャルメディアで言及された回数などを取得することができます。

 

また有料版(年間$75)を利用すれば、レポート生計が更に楽になる機能・メールサポート・PDF保存やレポートのメール配信・Windowsタスクスケジュラーを利用したレポートの自動更新などにも対応します。

他にも年間50ドルでプラグインを導入すると、「Adwords」「サーチコンソール」「Facebookインサイト」「Facebook広告」「Salesforce」などGoogle アナリティクス以外のデータの取得にも対応することが可能です。

このように便利なAnalytics Edgeですが、Google公式のサービスではないことを理解しておく必要があります。

いつまでサービスが提供されるかはもちろんわかりませんし、Googleアナリティクスの仕様変更などにどこまで対応できるかは未知数です。

ちなみにGoogleはGoogle Spreadsheet向けには公式のプラグインを出しているので、そちらを検討することも一つの選択肢になります(こちらも機会があれば本ブログで紹介できれば)。

また、前回の記事にも書きましたがWindowsのみの対応と現在はなっています。

いずれにせよ筆者はレポート作成や分析のために非常に便利なツールとして日々活用させてもらっています。
使ってみて損はないツールですので、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

http://www.analyticsedge.com/

小川 卓

小川 卓

ウェブアナリストとして、マイクロソフト・ウェブマネー・リクルート・サイバーエージェント・アマゾンジャパンで勤務後、フリーに。複数社のChief Analytics Officerとして活動する傍ら、個人でもコンサルティング・勉強会・執筆などの活動を行っている。 主な著書に「ウェブ分析論:増補改訂版」「ウェブ分析レポーティング講座」「漫画でわかるウェブ分析」「Webサイト分析・改善の教科書」など。

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